こどものワクチンの知識を
高めましょう

専門医監修によるこどもワクチンの基礎知識をまとめたものです。感染ルートや症状、乳幼児が感染した場合にどうなるか、副反応はどうなのかなどをわかりやすく解説しています。

こどもワクチンの
基礎知識

おたふくかぜ

おたふくかぜ

1歳を過ぎたら、性別と関係なく接種できます。
おたふくかぜに最もかかりやすい年齢は、3~5歳なので、4歳までに受けることをお勧めします。
より強い免疫を得るために2回目は保育園などの集団生活に入る前に受けたほうが良いでしょう。

おたふくかぜは、流行性耳下腺炎又はムンプスとも呼ばれ、発熱や耳周辺のはれが特徴で、無菌性髄膜炎や快復が困難な難聴などの合併症も多い病気です。
このウイルスは体全体に侵入し、睾丸炎、卵巣炎、膵炎、腎炎などをおこす場合があります。
幼稚園などの集団生活での感染で、3~5歳が最も多く、2~9歳の子供を中心に、毎年数千万人の患者が報告されています。