こどものワクチンの知識を
高めましょう

専門医監修によるこどもワクチンの基礎知識をまとめたものです。感染ルートや症状、乳幼児が感染した場合にどうなるか、副反応はどうなのかなどをわかりやすく解説しています。

こどもワクチンの
基礎知識

A型肝炎

A型肝炎

A型肝炎ワクチン接種は、1回目から4週間後、更に24週間の間隔をあけて3回接種します。

肝炎にはA型肝炎とB型肝炎があります。

A型肝炎は、A型肝炎ウイルスに汚染された食べ物や飲み物によって急性の肝炎を起します。
小児では症状が出ない感染(不顕性感染)のことが多く、発病すると発熱や軽い黄疸が現れます。

近年、日本では衛生環境が良くなり患者が激減したため、50歳以下の世代では、感染機会がほとんどなく免疫をもっていないので、途上国を中心に、流行地に渡航する前にはワクチンを接種して、免疫を獲得しておくことが必要です。
国内での発生もあります。